◎募金総額         

 

3,663,781 円

 

◎開催回数

 

61/100 回

 

※2013年10月15日現在

 

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地域ブランドを守る!想定外にも負けない究極のリーダーシップ論 〜大船渡市の食鳥生産企業専務が語る、緊急時の意思決定・リスクマネジメント〜

#057  2013年7月13日(土)15:00-17:00(開場14:30)

今回で57回目を迎えるHOPE100のセミナーですが、

55回目よりシリーズ化されている被災地から講師(スピーカー)をお招きする、

というスタイルでの講演会を引き続き開催致します。

 

今回お話いただくのは、岩手県大船渡市に本社を置き、

日本初の銘柄鶏「南部どり」の生産から加工までを行っている

株式会社アマタケ(以下、アマタケ)の専務取締役である村上守弘氏。

 

株式会社アマタケは、2011年3月の東日本大震災で、飼育していた100万羽の鳥を失い、

被害総額40億円からの再スタートを切ることになりました。

 

現在までの復活劇の裏側には、想定外にも負けない究極のリーダーシップがありました。

 

震災直後、大きな想定外がありました。それは、津波です。

大津波により、大船渡市と陸前高田市にあった3つの工場のうち、

陸前高田の2つの工場が全壊。

鶏を飼育している農場は高台にあるために津波の被害は受けませんでしたが、

ライフラインの寸断により飼料不足となり、約100万羽を失うことに。

そして被害総額約40億円という甚大な被害を被りました。

 

■ ゼロからの出発、そして、社員達と交わした約束

 

被害総額40億円という甚大な被害を被ったアマタケは、決断を下します。

従業員との契約を全て解除。 そして、全社員に対し、ある約束をしました。

 

「7月1日に出荷を再開する」

 

震災からわずか4ヶ月での事業再開。その後、社長や経営幹部が連日会議を行い、

契約を解除された社員達も一丸となって懸命の復興復旧作業を行いました。

そして宣言通り、震災からわずか4カ月程で出荷を再開。

 

ビジネスの世界にいる人であれば、「期限を決めて動く」ということは、

誰でも当たり前のように考えていること。

 

しかし、その多くは「想定内」の環境の中で作られるものです。

ビジネス環境は激しく変化しています。

そんな中、皆さんは「想定外」のことが起きても、

同じように期限を決めて動くことができるでしょうか。

今回の株式会社アマタケの事例は、

 「リーダーシップ」「意思決定」の在り方など、

学ぶべきことが多くあります。

  

当日は、岩手県出身でリーダー教育の専門家であり、組織変革コンサルティング企業

株式会社マングローブの代表である今野誠一氏が聞き手(ナビゲーター)を務めます。

 

経営・マネジメント・リーダーシップに興味のある

すべての方に聴いていただきたい内容の講演です。

 

多くの方のご参加をお待ちしています。

 

申込・受付フォーム

 

※このエントリーフォームは、ビジョン東日本サポートネットワーク事務局利用のシステムを使用しており、エントリーすると同事務局より確認メールが届きます。また、今後HOPE100からのお知らせをお送りさせて頂きます。


セミナー概要

■日時:2013年7月13日(土)15:00-17:00(開場14:30

 

■場所:志縁塾セミナールーム『ふらっと』

    http://www.shienjuku.com/about/map.html

    東京都中央区京橋2ー11ー5 パインセントラルビル2F

    都営地下鉄・浅草線 宝町 徒歩1分 A6出口

    東京メトロ・銀座線 京橋 徒歩3分 4番出口

    JR東京駅(八重洲口)  徒歩10分

 

■定員:50名 ※状況により定員を増やす場合があります。

 

■参加費:2,000円(HOPE100特別料金)

 

※HOPE100は今後、この被災地からゲストスピーカーをお呼びして学ぶシリーズを

開催してまいります。講師・会場・運営3者が無償で協力していることはこれまで通り

変わりませんが、「ゲストの旅費交通費を除いた全額(100%)」が寄付となります。

もちろん、より多くご参加頂くほどチャリティは増えますので、お誘い合わせの上、

ご参加下さい。ゲストの旅費交通費を除いた全額(100%)を下記団体に寄付します。

 

■当イベントチャリティ先:いわての学び希望基金 


東日本大震災の被災地である岩手県では、震災で親を失ったり、親が仕事を失った

子どもたちが希望に沿った学校を卒業し、社会人として独り立ちするまでの支援を目的に

「いわての学び希望基金」が設置されています。

 

■会場提供:志縁塾

 

■後援:株式会社マングローブ

 

講演者プロフィール

<講演者>

◎村上守弘(Morihiro Murakami) 株式会社アマタケ 専務取締役    

岩手県出身。54歳。高校卒業と同時に株式会社甘竹ブロイラー(現・㈱アマタケ)入社。庶務部、企画室、秘書室、海外事業部、生産部などを経て、平成24年4月より専務取締役。岩手県食産業復興推進コーディネーター(平成24年9月〜25年3月)

 

㈱アマタケは国内大手の食鳥生産企業であり、1989年にケンタッキーフライドチキンの認定工場に、その後も、2008年には株式会社モスフードサービスとコラボ商品「南部どりバーガー」を期間限定で販売。さらに今年4月には、「南部どり」を使ったおにぎりをローソンと共同開発し全国で発売を開始するなど、全国に地域ブランドを発信・展開しています。 http://www.amatake.co.jp/index2.html

 

<聞き手>

今野誠一(Imano Seiichi) 株式会社マングローブ 代表取締役社長

岩手県出身。55歳。高校まで同県に在住。1976年株式会社日本リクルートセンター(現リクルート)入社。人事教育事業部、総務部を経て、株式会社リクルートコスモス(現コスモスイニシア)で、総務部長、人事部長、中長期経営計画策定プロジェクト担当部長および関連企業室部長を歴任。1998年組織変革コンサルティング会社である株式会社マングローブを起業。HOPE100の理念に共感し、自身も震災直後にスピーカーとして登壇。HOPE100以外にも故郷岩手県の復興支援活動を震災直後から現在まで継続して行っている。

 

株式会社マングローブ: http://www.manglobe.com/