あの日から2年が経ちました。
それぞれにあの日のことを思い出している3月11日だと思います。
みなさんは、今日どこで、何を感じ、何を想っているでしょうか。
今日は、少し私たちHOPE100自身のことをお話ししたいと思います。
2年前、3月18日に第1回を開催してから、
これまで54回のチャリティセミナーを開催してきました。
寄付金総額は約320万円となります。
通算回数だけ言うと、多くの人が「50回以上も凄いですね。」と
おっしゃって下さるのですが、実は昨年1年の開催回数は4回。
ちょっとずつでもいいから、継続して関わり続けることの大切さを訴え、
だからこそ単発ではなく100回やると宣言してきた私たちにとっては、
振り返ると、実に悔しいこの1年でした。
毎日、仕事や生活の中でやらなくてはならないことがたくさんあります。
そんな中、「本業がある。」「日々の生活が忙しい。」
といって歩みを止めるのは、実に簡単なことでした。
心のどこかに、いつも気になっていたのも事実ですが、
でも、見て見ぬ振りを繰り返してきたように思います。
被災地では復興だけでなく復旧すらままならないところがあるというのに、
気づけばただただ月日だけが過ぎていました。
あの日から2年を迎える今日。
今日ほど、被災地の情報に多く触れる日はありません。
でも、だからこそぞっとしたりもするんです。
明日からまた日常に流される日々を自分たちは選んでしまうのかと。
3年目を迎える今、今度はそれに「NO」と言える道を選びたいと思います。
私たち一人ひとりの力はあまりに微力ですが、
無関心な人がちょっとだけ関心を持ち、
関心を持っている人がちょっとだけ行動に移し、
行動している人がその回数と時間をちょっと増やす。
1つ1つの変化はちょっとでも、
その積み重ねが、大きな変化を生んでいく、そう信じています。
1月に再開することをお伝えしてから日が経っていますが、
改めてHOPE100は走り出すことを、3.11の今日、ここに宣言いたします。
今後ともどうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
2013.3.11
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